JAPAN SNOWBOARD ACADEMY 2019-2020シーズン終了のご挨拶

いつもJAPAN SNOWBOARD ACADEMYのHPをご覧いただきありがとうございます。

先日の7都道府県の緊急事態宣言を受け、春営業中のリゾート(高鷲スノーパーク/たんばらスキーパーク/グランデコ スノーリゾート)の2019-2020シーズンの終了に伴い、JAPAN SNOWBOARD ACADEMYの営業も全校がシーズン終了となりました。

JAPAN SNOWBOARD ACADEMYをご利用いただいた全てのゲストの皆様にお礼を申し上げたいと思います。

誠にありがとうございます。

全国的な雪不足にはじまり、シーズン後半からの新型コロナウイルスと本当に大変なシーズンでした。

今シーズンは、9年前の東日本大震災の時の事をよく思い出します。

東北の方々が大変な時、スキー場で「遊び」と言われるスノーボードをやっていていいのか?その当時校長をしていた私は、主催するキッズスロープ大会を控えていて、開催するかしないかとても悩みました。

悩んだ末、電力を必要とする機材などは一切使わず、チャリティー開催することにしました。
前年に70人の参加者だったキッズスロープも、その年はたったの7人・・・。

今でも参加者全員の顔も名前もやったトリックまで覚えています。(少ない人数でしたから)

そして、参加者の子供達は今でもスノーボードを通じて付き合いがあります。


たまたまかもしれませんがみんなスノーボードを続けてくれています。


そして中には我々と同じスノーボードを教えるインストラクターや、世界のトップで活躍する選手になっている子達もいます。

9年前の災害と今の状況は違いますので、同じように。という訳にはいきませんが、その時何もせず終わらなくてよかったなと、思い返すことができます。

少ない人数、少ない時間、限られた人達だったけど、スノーボードを通じて笑顔をつなげることができました。

そして2020年の今も。少ない人数、少ない時間、限られた人達でしかないかもしれませんが、


我々が掲げる

【「できた!」という笑顔のために】

できる事、やれる事を妥協なくおこなうこと。



それが次の未来に繋がっていくと我々は信じています。

また来シーズンも全国のスクールで、できたの笑顔を増やしていきたいと思います。


今シーズンはありがとうございました!また来シーズンも宜しくお願い致します。

JAPAN SNOWBOARD ACADEMY
マネージャー 三宅 祥